相模原市在住の呑兵衛のみなさま、乾杯カッチン!(ジョッキ音)
さて今回は、久しぶりの居酒屋レポートです!南区小田急相模原駅にある「旬鮮酒場NOBU」へ行ってきました!お店大賞も受賞されている人気店です。
日本酒好きにはたまらない!相模原市では珍しい日本酒ラインナップとおいしい料理たち!大満足です!
小田急相模原駅徒歩8分。サウザンロードにある海鮮居酒屋
小田急小田原線「小田急相模原」駅の商店街「サウザンロード」を歩くこと10分弱。右手に見えてくるのがこちら旬鮮酒場NOBU。
知人から日本酒と料理が美味しいお店があると聞き、行ってきました!
ひとりでも数人でも利用しやすい空間
「いらっしゃいませ!」
お店に入ると店主さんがカウンター越しから声をかけてくれました。1人だったのでそのままカウンターへ。
まだ早い時間帯でしたが、店内は掘り炬燵タイプの小上がり席やテーブル席に数組のお客さんがおり、楽しそうに宴会をされていました。
居酒屋の壁に貼ってあるメニューってワクワクしますよね!
相模原市で珍しい日本酒ラインナップ
いつも居酒屋に行くと一杯目はビールやハイボールにするのですが、メニューを見たら気が変わりました。ここはもう日本酒でしょう!
ラインナップの柱は神奈川県伊勢原市にある「吉川酒造」の主軸ブランド「雨降(あふり)」。さまざまなタイプの味があり、雨降だけでも十分楽しめるはず。
その他にも田酒などのお馴染み王道路線から光栄菊など入手困難な日本酒まで!飲みくらべセットもあります。これは楽しい!
定番のビールやハイボール、サワーなどは本格居酒屋にしては優しい価格と選ぶのが楽しい適度な種類。焼酎もたくさんあったので焼酎好きな方、要チェックです!幅広くさまざまなお酒が楽しめます。
料理も刺身に焼き鳥、揚げ物など多彩!
料理は、「本日のおすすめ」だけでも十分と言える量と内容!居酒屋定番といえる塩辛やポン酢系などのおつまみ、ポテトや唐揚げなどの揚げ物、焼き鳥や刺身などさまざま。
一見、普通の居酒屋ラインナップと思いきや、「ツブ貝のチャンジャ」「うにのクリームコロッケ」「秋鮭の串焼き」など、ちょっとしたひと工夫に個性を感じます。
実はブックタイプのグランドメニューに気づかずに手書きメニューだけ見ていました。ここだけでも十分悩んでいたのですが途中でグランドメニューの存在に気づいて「まだあるの!?」と驚きました(笑)
お通しだけで日本酒1合はイケてしまう
最初の1杯目。雨降を飲みたかったのですがどれを選んでよいものか決められず、「1杯目におすすめのすっきりタイプはどれですか?」と店員さんに聞きました。
そしてお出しいただいたのがこちら。「雨降 山廃仕込 純米酒」。
おすすめが品切れだったのですが「代わりにこちらを」となんとメニュー非掲載のタイプを出してくれました!一杯目にふさわしくスッキリとして非常に飲みやすかったです!
ほどなくしてお通しが出てきました。
ポテサラ風のおつまみ。チーズ?いぶりがっこ?何か小さな隠し味が入っていて 美味!注文したツブ貝のチャンジャも来て、この2品だけで数杯飲めました。
やめられない!とまらない!
日本酒は半合(グラス1杯)から注文できるので、いろいろな銘柄を飲みたい方は半合がおすすめ!
その後、「雨降 生酛 黒麹仕込み 純米酒」「雨降 杉山流 亀の尾 純米酒」などを飲みました。亀の尾で作られたタイプは吉川醸造の新作とのこと。
杉山流とは、吉川醸造のHPによると代々伝わる伝統製法のようです。亀の尾や生酛造りなどと一緒に補足として下記に引用を用いながら意味をまとめますので気になる方はご参照ください。
生酛造りや幻の酒米とも言われている亀の尾を使用するあたりからも伝わりますが、吉川醸造は伝統を重んじながらも時代のニーズに沿った味わいを実現するという先進的な活動をしているのがひとつの特徴と言えます。
全部美味しかったですが1杯目の山廃仕込みと、新作の亀の尾で作ったタイプが特に好きでした!甘酸がシャープですっきり軽やかな味が好きな方にはおすすめ!
Memo 吉川醸造 杉山流とは?
吉川醸造HP「蔵と醸し人」より引用
農学博士杉山晋朔の醸造理念に基づき、清酒酵母「酒母」を鍛える事で濃醇な味わいの高濃度アルコール酒の製造、麹蓋を用いた高品質な麹造り等、人の手による酒造りの極みを模索して来ました。
Memo 生酛造りとは?
SAKE TIMES「生酛造りとは?」より引用
「生酛造り」とは何か、わかりやすく言うと、「自然の力を活用した、昔ながらの日本酒の造り方」です。昔ながらの造り方というのは、明治時代中盤まで主流だった日本酒の造り方を意味します。日本酒が一般人にも広がった400年も前の、江戸時代に主流だった方法です。
Memo 亀の尾とは?
吉川醸造HP「雨降 杉山流・純米・亀の尾」より引用
幻の酒米としてその名を知られる「亀の尾」。明治時代、山形県庄内町の阿部亀治氏により創選されたお米です。
尾瀬あきら氏による漫画「夏子の酒」のモデルとなった酒米としても有名です。酒蔵を舞台に「幻の酒米」を復活させる物語は、日本酒業界や農業の抱える問題を世に知らしめました。
そして日本酒と言えば忘れちゃいけない刺身の盛り合わせ!
というわけで、真打の登場です!刺身の盛り合わせは3点盛りか5点盛りを選べます。この日は贅沢5点盛り!
この日は、しめ鯖、めじな、黒鯛、ホタルイカ、きびな。
個人的には、ぷりぷりのめじな、じわっと味が沁み出してくるしめ鯖が特にツボでした!
最近入手困難なプレミアム日本酒「光栄菊」も飲みました。柑橘系を思わせるフルーティな味わいと微発泡の爽快感でグイグイ飲めてしまいます。
最後にハイボールも頂きました。このあと約束もあったので名残惜しさもありつつお会計。まだまだ食べたい飲みたい・・・!
「旬鮮酒場NOBU」の感想まとめ
今回初めて小田急相模原にある旬鮮酒場NOBUに行きました。
ポイントは下記の通りです。
- 神奈川・伊勢原「吉川醸造」の「雨降(あふり)」がとことん楽しめる
- その他にも王道酒からトレンドかつレアな日本酒ラインナップ
- 焼酎やウイスキーなど他の酒も個性的な品揃え
- おつまみや一品料理も種類豊富で味も美味しい!
お店の酒や料理だけでなく、鶏やごぼうなど相模原市の名産品を活用したレトルト食品の開発にも注力されているようです。開店して5年ということで、今後の活動に注目ですね!
https://www.instagram.com/p/CbMUqp0vnWt/?utm_source=ig_web_copy_link
地元でこんなに日本酒が楽しめるお店があるなんて!サービスも優しくて家庭的。嬉しいし楽しい心地よい。お店大賞に納得です!また行きます!
口コミ情報
店舗情報
店名 | 旬鮮酒場 NOBU(ノブ) |
---|---|
住所 | 神奈川県相模原市南区南台5-15-11 相模屋ビル 1F |
電話番号 | 042-705-7143 |
営業時間 | 17:00~23:30 |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | 無 |
ホームページ | 公式HP |
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