近年、アウトドア業界で流行している「グランピング」。相模原市にもその波は到来!現在、相模原市内でグランピングできる施設は3つあります。
「キャンプやバーベキューをやってみたいけど、虫が苦手で絶対に無理!」と、諦めてはいませんか?グランピングなら、アウトドア初心者の方などでも気軽に楽しむことができます。
今回は、グランピングとは一体何なのか?相模原市にあるグランピング施設はどのようなものがあるのか?などをまとめてみました。相模原市でアウトドアできる場所をお探しの方、ご興味のある方、ぜひご参考ください!
相模原にも驚くほど綺麗なグランピング施設ができたりしています。地元の大自然を楽しむいいきっかけになりそう!
そもそもグランピングとは?
Glamping(グランピング)とは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを合わせた造語です。具体的には、アウトドアでは必須となるテントや自炊などの準備を施設側が全て準備してくれるため、利用者は気軽に大自然を堪能しながら仲間と楽しいひとときを過ごすことができます。この新しいムーヴメントは、世界をも巻き込むビッグウェーブとなっています。
2005年、イギリスでインターネット上にて「グランピング」と検索されて以降、欧米を始め日本にも急速に浸透し始めました。日本では1990年代にオートキャンプが流行して以来、紆余曲折を経て、2015年秋、「グランピング」と謳う施設が誕生しました。どの街も都市化が進んでいく中で、自然に触れ合えるというのは人間としての本能が無意識に求めるものなのかもしれません。
参考HP「日本グランピング協会」http://glamping.or.jp/
初心者でも安心!グランピングに必要なアイテムまとめ
グランピングでは、宿泊や食事の環境が整っているだけでなく、専属のスタッフも在中しているところが多いため、通常のアウトドアで必要なアイテムの多くは、持っていく必要がありません。
ただ、現地で料金が発生するものもあります。例えば、バーベキューをする場合は、炭を購入したり、ガスコンロが有料な場合もあります。事前にHPの料金ページを確認し、何が不要で何が必要なのかをチェックしておきましょう。
まず、ホテルや旅館で宿泊する際に必要なものを用意しておけば、基本的なグランピングを楽しむことはできるでしょう。
その他、よりグランピングを楽しむために”あると便利なもの”をまとめましたのでぜひご参考ください。
着替え・上着 パジャマ |
川に入ったり、自然と戯れるアクティビティで泥だらけになったり、汗をかくシーンが多いでしょう。Tシャツや気軽に履けるパンツなどは多めにあると重宝します。また、意外と盲点となるパジャマも忘れないように。 また、春や秋だと朝晩に冷え込む場所もありますので、軽く羽織れる上着などもあると、涼しい夜でも安心して外で気持ちよく過ごせるでしょう。 |
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虫除けグッズ | いくら宿泊環境が綺麗に整っていても、虫など生き物との接触はゼロにはできません。虫除けスプレーやテントに置くだけで虫が近寄らなくなる防虫香は用意しておきましょう。 |
雨具 | 天候が変わりやすいのが大自然。天気予報が晴れだとしても、念のため、雨具を持っていった方が良いでしょう。 |
タオル | 水場で遊んだときや、温泉施設で使います。レンタル可能な場所もありますが、施設内の簡易的なシャワーブースがあるグランピング施設などでは必須です。タオルを数枚持っておくと何かと便利です。 |
日焼け止め対策グッズ | 年々暑くなっていく日本の気候。紫外線対策も必須です。日焼け止めクリームなどで肌をしっかり守れば、大自然の中で降り注ぐ強い日光の中でも、安心して過ごせるでしょう。 |
照明アイテム | 照明が明るいグランピング施設もありますが、念の為、懐中電灯は用意しておいた方が無難です。万が一、緊急事態の際にも役立つでしょう。ランタンを持っていく人も多いようです。夜、トイレへ行く際やテントの中で活躍してくれます。 |
携帯充電グッズ | テントに電源がついていないグランピング施設があります。その場合は、自分で携帯式充電器を持っていくか、自家発電できるようなアイテムが必要です。 |
地元を満喫しよう!相模原市のグランピング3選
現在、相模原市内には「グランピング」の施設が3つ、存在します。場所はどれも、自然豊かなエリア緑区にあります。
ここでは、相模原市にあるグランピング施設を紹介いたします。
相模原市グランピング❶「PICAさがみ湖」
出典:Google
相模原市民ならお馴染みの総合レジャー施設「さがみ湖プレジャーフォレスト」。遊園地や温泉などさまざまなエンターテインメント施設が結集しています。その中でグランピングを楽しめるのが、園内北東部エリアにある「PICAさがみ湖」です。
PICAさがみ湖でグランピングが楽しめるテントサイトには、いくつか種類があります。これは、参加人数と用途によって選ぶのがおすすめです。例えば、テントのすぐ横でBBQをしたいなら「セットアップテントサイトキッチン」、テントは宿泊用のみで利用して、食事は広々とした別のスペースで楽しみたいなら「常設テントサイト」、4~8人ぐらいの大勢で利用したいなら「常設テントサイトパーティデッキ」がおすすめです。
コースプランもさまざまあります。夕食BBQ・宿泊・朝食・遊園地フリーパスが付いた「遊園地パック」が一番人気!ただ、「今回はグランピングをメインに楽しみたい!」ということであれば、温泉無料券付きのプランや、食事と宿泊、プレジャーフォレスト入園料込みのみのプランがおすすめです。もっと本格的にグランピングを楽しみたい!という方は、全て自分たちで用意してよりアウトドア感を満喫できる「素泊まりプラン」という手段もあります。
下にテントサイトの詳細と、料金プランをまとめました。時期によっては日帰りプランが期間限定で公開されたりもしているので、HPを要チェックです!なお、営業期間は春~秋で、冬は休業となっています。
PICAさがみ湖を利用する際に注意しておきたい点も下記にまとめました!
PICAさがみ湖のテントサイトをカンタン解説!
PICAさがみ湖にはグランピングできるテントサイトがいくつかあります。ここでわかりやすくまとめます。参加人数や目的に応じてお選びください。
セットアップ テントサイト |
定員4名20サイト。ハンモック付でささやかなくつろぎスペース。BBQ台グリルがあるのでテント前で食事可能。ただ、洗面台がないので別場所で洗浄の必要あり。 |
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セットアップ テントサイトキッチン |
定員4名35サイト。通常のセットアップテントサイトにキッチン台がついたタイプ。移動の手間を省きたいならこちらがおすすめ。 |
常設テントサイト | 定員4名50サイト。スペースにはシンプルに広々としたテントが張られている。食事などはワイルドクッキングガーデンで済ませる。 |
常設テントサイト パーティーデッキ |
定員4〜8人4サイト。常設テントサイトと同じテントが2つ張られている団体向けのスペース。 |
PICAさがみ湖の料金
- 【土曜日限定】1泊2食付き「Enjoy Satuaday‼ パック」 11,400円~ / 1人
- 【平日・日曜日限定】1泊2食付き「Enjoy Weekday‼ パック」 6,500円~ / 1人
- 1泊2食付き【じゃぶじゃぶパラダイス】プラン 8,600円~ / 1人
- フリーパス付遊園地パック テント泊 8,600円~ / 1人
- CAMPパック テント泊 7,200円~ / 1人
- 素泊まりプラン 5,300円~ / 1人
PICAさがみ湖Memo
- 電源があるテントとないテントがある
- 車を横付けできず、専用駐車場から徒歩で持ち込み
- BBQグリルはあるが網や鉄板はレンタル
- 炭は要購入(素泊まり以外はコース料金に含まれる
- ガスコンロは有料、もしくは持ち込み可
- 別途駐車場代1,000円がかかる
PICAさがみ湖の基本情報
店名 | さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト PICAさがみ湖 |
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住所 | 神奈川県相模原市緑区若柳1634 |
電話番号 | 0570-037-353 |
営業時間 | チェックイン 14:00~19:00 チェックアウト 10:00 |
アクセス | 【電車・バス】JR「相模湖」駅からバス約8分 【車】相模湖I.C約15分 |
ホームページ | https://www.pica-resort.jp/sagamiko/ |
相模原市グランピング❷「藤野倶楽部」
出典:Google
相模原市の自然の中でグランピングを楽しみたい!という方にぜひおすすめしたいのが、ここ藤野倶楽部です。緑区の農業法人が運営している4つのエリアからなる施設で、自家栽培の野菜が楽しめる農園レストラン「百菜の台所」や、会員制レンタル農園「安心農園」、ゆったりくつろげる「貸し古民家」など自然を生かしたコンテンツが楽しめます。グランピングエリアは最南「牧野エリア」にあります。
グランピングで使用するテントは、簡易ベッドを使用すれば4名まで利用が可能です。電源がついているのも嬉しいところ!また、施設内にシャワーブースがあるので、手早くスッキリしたいときに役立ちます。もっとゆっくりとくつろぎたいときには、徒歩10分の場所に源泉100%掛け流し「やまなみ温泉」などがありますので、こちらのご利用をおすすめします。
食器や調理道具だけでなく、水場や冷蔵庫などバーベキューやキャンプに必要なアイテムが十分に備わっている点が好評です。照明が明るいので、ランタンを使わなくても過ごすことができます。
牧野のグランピングエリアはロケーションも好評ですが、より大自然の中でグランピングを楽しみたい!という方には、現地モンゴルから取り寄せたという「ゲル」での宿泊もおすすめです。中に入れば、モンゴルの香りに包まれます。少し離れた場所にありますが、より深い自然の中にあるため、夜の景色は格別。子供たちにとっても良い思い出となること間違いなしです。
現地で栽培された野菜をバーベキュー用に収穫することが可能なので、日中は友人や家族で大地と触れ合い、夜はフレッシュで現地色溢れる食材でバーベキュー!というのも良いですね!
藤野倶楽部の料金
- 宿泊 26,000円
- バーベキュー
大人1,650円/小学生1,100円/未就学児童無料 - オプション
・肉野菜セット3,240円/1人
・ローストチキンセット4,968円/1人
・野菜収穫体験 1かご1,650円
・炭880円
藤野倶楽部 Memo
- 長雨でテントのヘリに若干カビあり
- 駐車場やトイレへ行くときは急な階段あり
- 朝晩はかなり冷え込む(電気ストーブや寝袋、毛布あり)
藤野倶楽部の基本情報
店名 | 藤野倶楽部 |
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住所 | 神奈川県相模原市緑区牧野4611-1(牧野エリア) |
電話番号 | 042-689-6105(予約電話番号) |
営業時間 | チェックイン 15:00~17:00 チェックアウト 10:00 |
アクセス | 【電車・バス】]JR「藤野」駅からバスで約15分 【車】相模湖I.Cから約15分 |
ホームページ | https://fujinoclub.co.jp/ |
相模原市グランピング❸「里楽巣 FUJINO」
出典:Google
藤野の大自然の中で、高級ホテルのような設備や環境を備えたハイセンスなグランピング施設です。2020年8月にオープンしたばかりでとても綺麗です。
1日2組限定。その二つの部屋は和と洋それぞれのタイプで異なります。和をテーマにしたテント「RURI」はグランピングの設備としては珍しい畳敷でハイブリッドな和空間を実現。洋風の「ECRU(エクリュ)」ナチュラルでぬくもりのある雰囲気にモダンテイストを盛り込んで、ホテルのリビングにいるかのよう。ヴィンテージ燻製器やお洒落なバーにあるようなカウンターまであって、特別な時間を過ごすことができるでしょう。
どちらも洗練されたインテリアデザインの中で、大自然を堪能することができる斬新なスタイルが魅力です。テント内はとても広々としており、設備もクローゼットや冷蔵庫、掘り炬燵やエアコン、ベッドはなんとトップアスリートも愛用するエアウィーヴ!食事に関する道具も幅広く揃っています。グランピングが初心者の方でも安心して利用することができるでしょう。
食事は、浅草の老舗料理店や、都内の有名ホテルで確かな実績を積んできた柳田料人氏がコース料理を監修。やっぱり野外でバーベキューを楽しみたい!という方は、オプションとして追加が可能です。藤野産のビールやワインも置いているため、プロの料理と現地の味を共に楽しむことができます。
アクティビティのメニューも充実!運営元が日比谷花壇ということもあり、フラワーアレンジメントが楽しめたり、農薬などを使わないで栽培だれた安心安全のブルーベリー狩り、生豆から焙煎できるコーヒー焙煎など、ワクワクするような内容が目白押しです。大自然の中でチャレンジすることでよりパワフルにアクティブに挑むことができるかもしれません。
日比谷花壇と藤野のクリエイターがコラボして作られたインテリアアイテムやアート作品なども使用されています。相模原市民が愛着を持てるような工夫ですね!
里楽巣 FUJINOの料金
- レギュラーシーズン
42,000円~/大人2人
※3人以上の場合は1人+21,000円〜
※小学生以下は半額。3歳以下は無料(食事なし) - ハイシーズン
60,000円~/大人2人
※3人以上の場合は1人+30,000円〜
※小学生以下は半額。3歳以下は無料(食事なし)
里楽巣 FUJINO Memo
- 温水は出ずに水のみ
- 入浴施設がないので最寄り「やまなみ温泉」を利用
里楽巣 FUJINOの基本情報
店名 | 日比谷花壇 里楽巣(リラックス)FUJINO |
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住所 | 神奈川県相模原市緑区牧野4611-1 |
電話番号 | 042-649-0286 |
営業時間 | チェックイン 15:00~17:00 チェックアウト 8:00~11:00 |
アクセス | 【電車・タクシー】JR「藤野」駅からタクシーで約8分 【車】相模湖I.Cから約15分 |
ホームページ | https://www.hibiya-stay.com/relax/index.html |
誰でも簡単にアウトドアが楽しめる「グランピング」。気になる場所はございましたか?まだまだコロナ禍にある今だからこそ、地元相模原のグランピング施設で大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。もちろん、野外でも感染対策はバッチリと行って、節度を持って楽しみましょう!
相模原市内にあるキャンプ場をまとめた記事はこちら!
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